
社会
より良い事業を行い、ともに幸せな生活を築く
初心を忘れず、より良い人生に向かう
復星は設立以来、「修身、斉家、立業、助天下」という理念を堅持し、企業の社会的責任を深く実践し続け、経済社会および国家の発展に貢献してきました。2012年11月に設立された「上海復星公益基金会」(以下「復星基金会」という。)は、中国社会組織の格付けで最高の5Aランクを取得しており、その主な活動範囲は、緊急災害救援、健康、農村振興、青年起業、教育、文化芸術など多岐にわたります。この活動は、実際の行動を通じて企業の社会的責任を果たし、世界各国・地域に影響を与えています。
農村振興分野における「健康暖心-農村医師プロジェクト」では、農村地域で農村医師の育成と定着を支援し、基層医療サービスの向上を図っています。この取り組みは、農村振興戦略および「健康中国2030」目標の達成に寄与しています。教育分野における「青少年遠見者新星賞プロジェクト」は、革新的な公益プロジェクトを通じて国連の持続可能な開発目標(SDGs)を実践する中学生を奨励・表彰し、中国の青少年公益活動を国際的な基準に合わせて推進しています。青年起業支援分野における「Protechtingグローバル青年イノベーション起業プロジェクト」は、AI+時代における若者の起業の夢を支援し、中国と海外の青年の創業者間交流を促進しています
健康分野における太極拳を通じて慢性疾患をケアする「以慢治慢」公益プロジェクトは、コミュニティにおいてパーキンソン病やアルツハイマー病患者に対し、オンライン・オフラインの太極拳無料講座を提供し、症状改善や自信回復を支援しています。災害支援分野では、復星基金会は、人道主義精神に基づき、復星の総力を結集して多様なリソースを統合し突発的な災害発生時には迅速に被災地を支援し、災害後の復興にも尽力しています。
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ビジョン
世界中の家族がより良い関係を築けるよう支援します
01 -
ミッション
世界のニーズに応え、復星のエコリソースを動員し、
02
より大きな社会的価値を創造します。 -
目標
1.世界中の家族に多様な公共福祉サービスを提供し、社会革新を促進します。
03
2.復星をより責任あるグローバル市民にします。
注目分野
善を助け、共に幸せを創る
- 健康
- 教育
- 文化
3+3
より良い
生活+より良い
未来
- 芸術 農村の活性化への貢献
- グローバルな開発の促進
- 緊急援助
責任投資
復星における責任投資の統合と発展の推進

復星ポルトガル保険はESG要素を事業の中核に組み込み、ESG基準に適合する金融商品の更なる開発に注力しています。2022年には、EUの「持続可能な金融情報開示規則(Sustainable Finance DisclosureRegulation、SFDR)」に準拠した2つのサブファンドを立ち上げました。
また、生命保険商品「フィデリティ積立プラン」においても、持続可能な要素を段階的に取り入れ、この商品が国連の持続可能な開発目標(SDGs)および国連責任投資原則(PRI)に適合するよう設計しています。2024年には、固定収益型商品など、EUのSFDRに適合するあらたな金融商品を引き続き展開しました。
さらに、復星ポルトガル保険は持続可能な保険金支払サービスも提供しており、その理念をそのグローバル保険金支払ポリシーに組み込んでいます。同社は、保険金支払業務に関連する内部方針を定期的に見直し、同方針が自社の持続可能性戦略との整合性を確保するとともに、被保険資産の気候変動適応能力を向上させています。また、保険金支払のバリューチェーンにおける持続可能性の機会を継続的に探求することを約束しています。

コラボレーション乗数
持続可能なサプライチェーンの構築とサプライチェーンの責任ある影響力の強化

復星医薬はグリーンサプライチェーンプロジェクトを積極的に推進し、サプライチェーンの安定性を確実に保障しています。2025年3月時点で、復星医薬は製薬サプライチェーンイニシアチブ(Pharmaceutical Supply ChainInitiative)に準会員として加盟し、パートナーと連携して責任あるバリューチェーンの構築に取り組んでいます。
報告期間中、復星医薬は主要サプライヤーに対して21回のグリーンサプライチェーン監査を実施しました。この監査は星の数による評価制度に基づいており、1つ星が最低評価、5つ星が最高評価です。監査結果によると、2024年の復星医薬の主要サプライヤーの評価はすべて3つ星以上であり、その内訳は3つ星が6社、4つ星が9社、5つ星が6社となっています。
復星医薬は「緑動復星(グリーン・フォースン)」というグリーンサプライチェーンプロジェクトを継続的に展開し、『グリーンサプライチェーンマネージメント基本ガイドライン(試行)』などの規定に基づき、原材料・補助材料・包装資材のサプライヤーと連携して、環境コンプライアンス、省エネ・炭素排出削減、資源再利用を共同で推進しています。さらに、サプライヤーに対する監査を通じて、最終段階までの管理を実施し、サプライチェーンの環境管理能力を協働で向上させています。


豫園股份は、紛争鉱物(コンフリクト・ミネラル)の管理とリスク回避を強化し、「紛争鉱物原材料調達に関する特別規定」を実施しています。宝飾ファッション業界の対応する原材料を管理し、責任購買の管理を深めています。この制度のもと、豫園股份は、「紛争地域」の原材料の調達を排除し、ゼロ容認方針を掲げ、サプライヤーのデューディリジェンスを推進し、責任ある調達を実現するための基準を定めています。