復星国際:2026年上半期の総収入869.6億元、親会社株主帰属利益17.2億元
2026年8月27日、復星国際有限公司(香港証券取引所証券コード:00656、以下「復星国際」)およびその子会社(以下「復星」または「グループ」)は、2026年6月30日までの6カ月間(以下「報告期間」)の中間決算を発表した。
2026年上半期、復星は引き続き「事業のスリム化、コア事業への集中」戦略を推進した。イノベーションとグローバル化という「2つの成長エンジン」により、医薬・ヘルスケア、保険・金融、観光・消費などのコア事業における事業運営の質が着実に向上し、各事業が相乗的に成長することで、収益力の大幅な改善につながった。
報告期間中、グループの総収入は869.6億元となり、非戦略・非中核資産の売却を継続しながらも、概ね安定を維持した。事業運営利益は36.9億元で、前年同期比17%増。親会社株主に帰属する利益は17.2億元となり、前年同期比160.3%の大幅増となった。
報告期間中、復星の資産基盤は引き続き安定を維持した。傘下の復星医薬、豫園股份、復星ポルトガル保険、復星旅遊の4事業の収入合計は638.8億元となり、グループ総収入の73.5%を占めた。
復星国際董事長の郭広昌は次のように述べている。
「ここ数年、復星は『事業のスリム化、コア事業への集中』を着実に推進し、『晴天のうちに屋根を修理する』ための体系的な事業構造の見直しを完了した。今年上半期の業績の大幅な回復は、私たちの戦略的な選択とコア事業への継続的な集中が正しかったことを十分に裏付けている。復星はすでに成長軌道に回帰しており、今後はさらに成長を加速させていく。」
世界40以上の国・地域における事業展開と現地での事業運営を基盤に、復星は「中国の強みとグローバルリソースを融合する」戦略を全面的に推進し、中国の製造力、サービス力、イノベーションの成果とグローバル市場と深く結びつけている。2026年上半期の海外収入は491.6億元となり、前年同期比5.3%増。総収入に占める海外収入の比率は、2025年同期比で3ポイント上昇して56.5%となり、グローバル化戦略の成果が明確に表れた。
2026年上半期、復星は引き続きイノベーション主導の成長を推進するとともに、AI活用を全面的に進め、科学技術・イノベーションの成果を事業価値へとつなげる取り組みを加速し、事業運営効率の継続的な向上を図った。報告期間中の科学技術・イノベーション投資は42億元に達し、前年同期比16.7%増となった。「自主研究開発+投資・インキュベーション+エコシステム連携」を一体化したグローバルイノベーション体制が引き続き力を発揮し、グローバルな競争力を持つ数多くのイノベーション成果を生み出している。
同時に、復星は積極的かつ慎重な流動性・負債管理を継続し、十分な流動性を確保している。報告期間中、非戦略・非中核資産の売却により、120億元相当を超える資金を回収した。2026年6月30日時点の現金・銀行預金および定期預金は612.14億元と、2025年末を上回った。総資本に占める総債務の比率は55.7%となり、2025年末からさらに低下した。健全な負債比率と潤沢な現金保有は、グループのリスク対応力を高めるとともに、投資機会を捉える力の向上にもつながっている。
報告期間中、復星は環境・社会・ガバナンス(ESG)の分野でも引き続き国際的な評価を受けた。MSCI ESG格付けは最高位の「AAA」に引き上げられ、S&P Globalの「Sustainability Yearbook 2026」に再び選出されたほか、「Sustainability Yearbook(China Edition)2026」では上位1%にランクインした。また、FTSE ESGスコアは引き続きグローバル業界平均および中国企業平均を上回り、FTSE4Good Index Seriesの構成銘柄にも5年連続で選定された。
将来への展望について、郭広昌は次のように述べた。「上半期の業績回復は偶然ではなく、復星が長期的な視点を堅持し、コア事業に継続して注力してきた必然的な結果だ。今後も強みを持つ事業を軸に、イノベーション主導の成長とグローバル化を推進していく。今後もこの成長軌道を着実に歩み、年間利益100億元規模への段階的な回復に自信を持っている。」

